なつかしい時間

ソメイヨシノ

 朝晩は霧が濃い曇天で、桜は満開だ。花曇り、湿度が高く90パーセントほどだ。
 渡り鳥のツバメは南の国からやって来て、ちちちちっとさえずる。
 長田弘の『なつかしい時間』を読む。NHKテレビの「視点・論点」で著者が語った原稿をまとめたものをこうした文章で読めるのはありがたい。 
 「大切な風景」「古い本を読もう」、「退屈」の研究、「使い方の哲学」、「死者と語らう」、「読まない読書」、「絵本を読もう」、「本に親しむという習慣」、「街を歩こう」

なつかしい時間 (岩波新書)

なつかしい時間 (岩波新書)