新聞書評欄から

 11日の日曜日の新聞各紙の書評欄で、気になった本を紹介していたのは飛び抜けて毎日新聞でした。
 高橋順子著「夫・車谷長吉」、松浦寿輝・選「この3冊」(カズオ・イシグロ著「わたしたちが孤児だったころ」、J・G・バラード著「太陽の帝国」、桐野夏生著「玉蘭」)といった本が目に留まった。
 「この3冊」の選者の松浦寿輝さんによると、「名誉と恍惚」を執筆中に読み漁(あさ)った「上海小説」で、柄の大きな小説家の力作ばかりであるという。

夫・車谷長吉

夫・車谷長吉