田中克彦氏の「ノモンハン戦争」を聴く

 朝のNHKの番組の「カルチャーラジオ」で田中克彦氏の講演を聴いた。
 今月の9日から始まった連続講演で、今回は「ノモンハン戦争」と題して田中克彦氏がロシア側に残されている資料と日本側の作成したノモンハンの地図から分かってくる日本軍の作戦をめぐる最新の研究成果が語られ、とても興味深かった。
 モンゴルといえば、八代毅監督の映画『争闘阿修羅街』(1938年)にハヤブサ・ヒデトと共演した大都映画の女優大河百々代が、翌年1939年に満蒙国境の大平原で二週間のロケーションをした。その映画『地平線』の撮影中に大河百々代はラクダから落ちた。それがもとで十八歳で夭折したと共演の水島道太郎が語っている。
 大都映画の撮影隊は現地でノモンハンで戦争が起こっているとは知らずに撮影をつづけた。
 参照:http://www4.nhk.or.jp/P1940/x/2017-07-16/06/74873/3657838/
http://www4.nhk.or.jp/P1940/x/2017-07-09/06/73205/3657837/
http://www4.nhk.or.jp/P1940/x/2017-07-02/06/71443/3657836/