紫陽花の藍きはまると見る日かな

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紫陽花(アジサイ)の花が咲きだした。

黒くて大きなクマバチ(熊蜂)が蜜を求めて飛び回っている。

近くで観察しても熊蜂は人を刺すこともなく、花から花へと移っている。

紫陽花の藍きはまると見る日かな

昭和十四年(1939年)の中村汀女の俳句である。

藍は、あいと読むのだろうか。または、あおと読むのかな。

かけりたる蝶おほらかに返し来る

これも、昭和十四年の汀女の句です。