2019-05-29 紫陽花の藍きはまると見る日かな 紫陽花(アジサイ)の花が咲きだした。 黒くて大きなクマバチ(熊蜂)が蜜を求めて飛び回っている。 近くで観察しても熊蜂は人を刺すこともなく、花から花へと移っている。 「紫陽花の藍きはまると見る日かな」 昭和十四年(1939年)の中村汀女の俳句である。 藍は、あいと読むのだろうか。または、あおと読むのかな。 「かけりたる蝶おほらかに返し来る」 これも、昭和十四年の汀女の句です。