夏椿と「著者からの手紙」

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夏椿(ナツツバキ)の白い花が風にゆれていた。見ごろである。

花はツバキに似ているが、葉は似ていない。五弁花で、直径七センチほどの大きさだ。六月上旬から下旬が開花期になる。花は咲いてから一日で落花する。シャラノキともいう。

ツバキ科の落葉高木。山地に自生。葉は楕円形で、互生する。夏、ツバキに似た白い五弁花を開く。庭木として植えられ、俗にシャラノキともいうが、別種。  『大辞泉

 朝のNHKラジオの番組で、「著者からの手紙」を聴く。先日読んだ、新潮社の「波」6月号の四方田犬彦の書評の本、『黒澤明羅生門』の著者、ポール・アンドラさんの出演だった。

アンドラさんは)羅生門は、告白的な要素を持った個人的な映画だとおっしゃっていますね、とキャスターが話を向ける。

 1950年に公開された映画「羅生門」をめぐるポール・アンドラさんと番組のキャスターとの談話を興味深く聴いた。黒澤明はこの百年で最強のストリーテラーの一人だという。

参照:著者からの手紙『黒澤明羅生門』・ポール・アンドラ著、NHKマイあさラジオ。2019年6月9日

https://www.youtube.com/watch?v=1WGZj834wLc

 

黒澤明の羅生門 :フィルムに籠めた告白と鎮魂

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