鴨向きをかへてかはしぬ蘆の風

f:id:kurisu2:20191129161719j:plain


 

 水辺にカルガモの群れが見られる。ゆるやかな動きで水面を移動していた。ヒドリガモより少し大きく見える。

カモ科の鳥。全長約六〇センチ。全体に黒褐色で、くちばしの先が黄色く、雌雄同色。東アジアに分布し、日本では留鳥で、川や池沼にすみ、都市公園でも繁殖している。なつがも。  『大辞泉

 

 「水鳥の争ひ搏ちし羽音かな」

 「鴨向きをかへてかはしぬ蘆の風」

 松本たかしの俳句です。 

 

 「一冊の本」12月号の新刊案内に長嶋有の『俳句は入門できる』という新書を目にしました。その紹介文から、一部引用。

《なぜ、俳句は大のオトナを変えるのか!?  俳句でしかたどりつけない人生の深淵を見に行こう。》

 

俳句は入門できる (朝日新書)

俳句は入門できる (朝日新書)