大幅の楷書に浮ぶ寒牡丹

f:id:kurisu2:20200102160236j:plain

 ボタン(牡丹)の花が満開で見頃を迎えています。寒牡丹は白、赤、ピンク色の大輪の花で華やかです。

 新年、明けましておめでとうございます。

 

「初富士の抱擁したる小漁村」

「ややねびし人の春著(はるぎ)の濃紫」

「大幅の楷書に浮ぶ寒牡丹」

 松本たかしの俳句で、昭和十八年(1943年)の句です。