2020-02-24 花一本あり人これを四方より カワヅザクラ(河津桜)が満開になった。早咲きのサクラ。風に吹かれて花びらがゆれている。小鳥が枝から枝へと動き回っている。黄緑色の羽(はね)で目の周りが白い小鳥。メジロ(目白)だった。一本の桜の木に、メジロがいて、人々がカメラを向けている。 「昼眠く咲きふゆるらし庭桜」 「我が門の花に馬車止め訪(おとな)ふは誰」 「花一本あり人これを四方より」 松本たかしの昭和十六年(1941年)の俳句です。