新刊案内から

 猛暑の日々を、夾竹桃の紅色の花が咲きつづけている。 

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キョウチクトウ科の常緑低木。株立ちとなり、葉は竹に似て、三枚が輪生。乳液に毒がある。夏、紅色の花を開く。花は先の五裂する筒形であるが、八重咲きが多く、白色・淡黄色などもある。インドの原産。  『大辞泉

  「波」9月号の新刊案内に、古井由吉著『われもまた天に』が28日発売とあった。

 《現代日本文学をはるかに照らす作家、最後の小説集。》

  「編集長から」のページに、「新潮」10月号の黒川創氏の「ウィーン近郊」(二〇〇枚)について、編集長・矢野優氏が書いている。《ひとりの死者をめぐる、残された者たちの物語だ。舞台はウィーン。》

 黒川創氏の成熟した筆致に目を瞠った。という。

 https://www.shinchosha.co.jp/shincho/tachiyomi/20200907_1.html

われもまた天に

われもまた天に

  • 作者:古井 由吉
  • 発売日: 2020/09/28
  • メディア: 単行本