『ケンブリッジ・サーカス』を読む

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 梅雨の中休みである。曇り空で、最高気温28℃。
 公園の池を訪れると、ハスのつぼみがふくらんでいた。睡蓮のつぼみは見られず、葉の上を絡み合うようにクロイトトンボが飛び回っていた。
 一方、ひっそりと睡蓮の葉の表面にじっとしているクロイトトンボも見られる。今が盛りにクロイトトンボは活発に動き回っているのだった。

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 柴田元幸著『ケンブリッジ・サーカス』を読む。「六郷育ちーー東京」、「僕とヒッチハイクと猿ーーロンドン・リバプール」、「ポール・オースターの街ーーニューヨーク」までを読み終えた。
 先日、NHKラジオの番組で、夜開く学校「高橋源一郎飛ぶ教室」を聴いた。前半の「ヒミツの本棚」は、カズオ・イシグロの最近作をめぐる文学談義で、後半の「きょうのセンセイ」が、翻訳家の柴田元幸さんがゲスト出演であった。