聞き書き本を読む

古本マニアをめぐる聞き書き本を読む。
南陀楼綾繁著『古本マニア採集帖』である。
 《「本好きの生活史」のようなものが描けないかと漠然と考えたのです。》

 

 目次

「古本と遊ぶ」
「古本とコレクション」
「古本で調べる」
「古本と仕事」

 36人への聞き書きです。

《ひとりの人生には紆余曲折があり、それを「古本」という観点でまとめるのには強引さが付きまとう。こんなまとめかたでいいのかと毎回悩みながら、おぼつかない手つきで採集した話を標本箱に収めた。(中略)本書を読んだ方に、古本マニアや古本屋という存在を、自分の隣にいるような人だと身近に感じてもらえたら、このうえなく嬉しい。(「はじめに」より)》

 三原宏元さん、猪熊良子さん、退屈男さんなどへの聞き書きを興味深く読んだ。
 退屈男さんのブログ「退屈男と本と街」についても語られている。その後は、Twitterに移行しているそうだ。 退屈男さんはPR誌を本屋で貰って読むのが好きという。
 南陀楼さんが《退屈男くんは、古本を通じて出会った大切な友人である。これからも。》と本書を締めくくっている。