「ユリイカ」2月号の特集・田中泯。
参照:http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3655
《私を使わない自由を踊る――田中泯と世界、その可傷性と偶有性》と題した松岡正剛と石井達朗の対談に注目した。
映画『名付けようのない踊り』に合わせた企画であろうか。
田中泯の踊りを初めて観たのは、1981年の秋だったか。デレク・ベイリーのアコースティック・ギターとミルフォード・グレイヴスのパーカッションと田中泯の踊りで、田中泯の踊りに度肝を抜かれたのだった。身体を黒く塗り異形の裸体を目前にして。
デレク・ベイリーの『インプロヴィゼーション』という本が工作舎から出た頃だった。デレク・ベイリーのギターの演奏とミルフォード・グレイヴスの打楽器、田中泯の踊りが三者三様に即興で演じていて目が一時も離せない公演だった。
参照:https://www.youtube.com/watch?v=ELXE7PGOBT8&list=RDCMUCAzEmvg00LdRHOHVfOTjcHQ
https://www.youtube.com/watch?v=XRo2e8pDdxE