7日が、二十四節気のひとつ大雪であった。
大雪を過ぎて、山茶花の花に蜂がいるのを見つける。ハナバチの一種?
「山茶花に新聞遅き場末かな」。正岡子規の明治三十二年の句である。
野崎歓著『谷崎潤一郎と異国の言語』を読んでいる。
読みながら、芥川龍之介の『舞踏会・蜜柑』(角川文庫)を参照し楽しむ。
明治と昭和にはさまれた大正期の谷崎潤一郎の「異国」体験、芥川の「異国」体験の対比が興味深い。
- 作者: 野崎歓
- 出版社/メーカー: 人文書院
- 発売日: 2003/06
- メディア: 単行本
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