2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ラジオ深夜便「自然に親しむ」を聴く

昨夜、ラジオ深夜便で「ないとガイド」の「自然に親しむ」を聴く。 明石勇アナウンサーの担当日で、ゲストは内山節氏であった。毎回楽しみにしているが、冒頭あたりは眠っていて聞き逃した。はっと、目覚めてから話を聴くことになった。 聴きはじめたのは、…

コールラビの植えつけ

産経新聞(ネット)の「週末読む、観る」で「いとうせいこうが読む カレル・チャペック著『園芸家の一年』」と題した書評を読んだ。おやおや、チャペックといえばチェコの人ですね。 『〈新装版〉園芸家の一年』カレル・チャペック著、飯島周訳に触れて、い…

パヴェル・コウツキーの『視角の外』

「チェコ・アニメーション傑作選」のプログラム6を映像文化ライブラリーで観る。 短編アニメーションが7本上映された。観客は10人弱ほどである。 『視角の外』(1987年、3分、カラー)原案・脚本・美術・監督:パヴェル・コウツキー。 Pat&Matシリ…

ブジェチスラフ・ポヤルの『飲みすぎた一杯』

9月は人形アニメで有名なチェコのアニメーションを、映像文化ライブラリーで上映している。「チェコ・アニメーション傑作選」のプログラム5を観に出かける。 短編アニメーションが7本上映された。観客は10人弱である。 『粘土』(1972年、4分、カ…

庵の月主をとへば芋掘りに

早朝、ぶら下がっているゴーヤの実を収穫する。3本。37センチ、34センチ、35センチ。 晴れた南西の空に下弦の月が見られる。青空に月が半月で・・・。 蕪村の句に、「庵(あん)の月主(あるじ)をとへば芋掘りに」。 高見順の『敗戦日記』(文春文庫…

名月や雨を溜たる池のうへ

昨夜は蒸し暑い夜だった。早朝、激しい雷雨になる。外が夜のような暗さだった。10時前になって外が明るさを取り戻す。雨も小降りになる。 蕪村の句に、「名月や雨を溜(ため)たる池のうへ」。明和八年八月四日の句である。 書店で『小説トリッパー200…

稲かれば小草に秋の日の当る

20日は、雑節で彼岸である。 公園のバラ園にエノコログサが群生していた。ゆらゆらと風に吹かれてゆれている。しばらくエノコログサを眺めていた。ほんのりバラの花の香りがして来る。 蕪村の句に、「稲かれば小草(おぐさ)に秋の日の当る」。 牧野出版の…

チェコのアニメーション4

「チェコ・アニメーション傑作選」を映像文化ライブラリーで、プログラム4を観る。 観客は10人ほど。観客が先週よりだんだん少なくなって行く。 昨日のプログラム3は見逃したが、内訳は次の作品3本だった。 『樫の葉が落ちるまで』(1991年、28分…

「下り坂繁盛記」のこと

雨の敬老の日。満月が見られず残念だ。 昨日、袋町芸術館の「黒田敬子展」を観る。 この春(四月)、ラジオで聴いたNHKの文化講演会で、嵐山光三郎の講演「下り坂繁盛記」があった。そのとき、今書いている本の話に触れられていたが、この本のことではないの…

「読書で豊かに」

川を渡っていると、競技用ボートがやって来て去っていった。 オールを漕いでぐんぐん進むのだった。後ろ向きで前へ進む。 今夜のNHKラジオ深夜便の「ないとガイド」は明石勇アナウンサーの担当日で、「読書で豊かに」のゲストは篠井英介さんだった。 篠井さ…

きだみのるの本

早朝、ぶら下がっているゴーヤを収穫する。3本。31センチ、37センチ(三日月のように曲がっている)、32センチ。 『四方田犬彦の引っ越し人生』(交通新聞社)を読み終える。とても面白かった。 筆者は月島の長屋暮らしから、イタリアのボローニャの…

チェコのアニメーション2

「チェコ・アニメーション傑作選」のプログラム2を映像文化ライブラリーで開催している。昨日につづいてチェコのアニメーション作家ヤン・シュヴァンクマイエルの作品を6本観る。 『棺の家』(1966年、10分、カラー) 『コストニツェ』(1970年…

チェコのアニメーション1

九月は映像文化ライブラリーで、人形アニメで有名なチェコのアニメーションの作家を紹介している。「チェコ・アニメーション傑作選」のプログラム1を観に出かけた。 初日で、ヤン・シュヴァンクマイエルの作品を6本つづけて観る。 『J・S・バッハ―G線上の…

「新・話の泉」

快晴で昼は残暑が厳しい。ツクツクボウシが鳴く頃になった。 夕方公園の池へ寄り道する。 ハスの葉に小さな糸トンボがいた。3センチほどのサイズだ。 日が暮れると涼しい。南の空に木星と月が接近しているのだった。 夜、ラジオのスイッチを入れると、「新…

アンタレスの夜

《天然老人生活のブログを始めましたので、宜しかったらご覧下さいませ。》というコメントを7月30日の日記に、秋山祐徳太子氏の勝手に広報部長のdalicoさんからもらった。 参照:「天然老人生活のブログ」http://yutokutaishi-akiyama.blog.so-net.ne.jp/…

京漬物

街路樹のナツメの実が赤く色づきはじめる。 日が暮れると草むらから虫の鳴く声が聞こえるようになった。 蕪村の句に、「身の秋や今宵をしのぶ翌(あす)もあり」。 しばらく前から完全にトイレの水が止まらなくなった。図書館で『自分でできる家の修理と模様…

「新・話の泉」を聴く

夕方、日が暮れると南西の地平線近くに三日月が沈みかけていた。北からの風が吹く。 蕪村の句に、「唐きびのおどろき安し秋の風」。*1 昨夜(2日)、NHKラジオの「新・話の泉」を途中から聴いた。 ちょうど、悲憤慷慨「世の中審議会」が終わるところだった…

岡田露愁 木版画画集「魔笛」のこと

8月4日と25日の「本はねころんで」で、「湯川書房 限定本刊行目録(未完)」を見ていると、ちょっと確かめたくなりました。 《岡田露愁 木版画画集「魔笛」モーツアルトのオペラによる限定99部、600×475表紙平木版画 岡田露愁(オリジナル木版画53葉)19…