2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

共同フェアの小冊子から

書店で、亜紀書房と朝日出版社の共同フェアが現在開催中だった。平台に本が並べられていました。ブックリストの小冊子が置いてあったので、手に取ってみました。興味を引く本が目につきます。 「大人にこそ読んでほしいメルヘンの世界」からは、コマツシンヤ…

サッシャ・ギトリ監督の映画『とらんぷ譚』

「ゴーモン 珠玉のフランス映画史 世界最古の映画制作会社の軌跡」 《1895年の創業から現在まで、120年以上に渡る歴史を誇る世界最古の映画制作会社「Gaumont(ゴーモン)」。1911年には、6000もの観客席を擁した映画館「ゴーモン・パラス」…

つわぶきはだんまりの花嫌いな花

晴れた。最高気温26℃。蒸し暑いが風がある。 ツワブキの黄色い花が見られる季節になった。近づいて観察する。長く伸びた茎の先の黄色の花が美しく見ごろだ。 キク科の多年草。海岸近くに自生。長い柄のある葉が束生し、葉は腎臓形で厚く、上面は光沢がある…

映画『あにいもうと』

「没後50年 成瀬巳喜男監督特集」からの一本、成瀬巳喜男監督の映画『あにいもうと』(1953年、大映、86分、白黒、35ミリ)を鑑賞。 出演は、京マチ子、森 雅之、久我美子、浦辺粂子、堀雄二、船越英二、山本礼三郎。脚本は水木洋子。キネマ旬報ベ…

台風一過

12日、台風19号で大荒れだった。歩道を歩くのに風に煽(あお)られた。 13日も強い風が吹き続ける。台風一過、公園の池に睡蓮が咲いていました。 「週刊読書人」9月20日号に、「追悼 池内紀」と題して、小宮正安氏の追悼文が掲載されていました。池…

映画『めし』

「没後50年 成瀬巳喜男監督特集」からの一本、成瀬巳喜男監督の映画『めし』(1951年、東宝、97分、白黒、35ミリ)を鑑賞。 出演は、上原謙、原節子、島崎雪子、大泉滉、浦辺粂子、二本柳寛、杉葉子、杉村春子、小林桂樹、長岡輝子、山村聰。脚本…

温泉旅日記

清水宏監督の映画「簪(かんざし)」(1941年、松竹・大船)は、山梨県の下部温泉が舞台で、井伏鱒二の「四つの湯槽」の映画化作品。 池内紀著『温泉旅日記』の「ほうとう記」は、下部温泉への日帰り温泉旅日記。 《昼すぎに用事が終わったりした日など…

新刊案内から

筑摩書房のPR誌「ちくま」10月号の新刊案内を見ています。 今月のちくま文庫の一冊では、『温泉まんが』(山田英生・編)に注目した。 先月、清水宏監督の映画「簪(かんざし)」(1941年、松竹・大船)、青柳信雄監督の映画「風流温泉 番頭日記」(1…

「没後50年 成瀬巳喜男監督特集」

《10月から11月にかけて、没後50年にちなんで、成瀬巳喜男監督(1905―1969)の特集を開催します。巧みな生活感の表現や繊細な心理描写で、家族のドラマや女性の生き方を描き、数々の秀作を残した成瀬巳喜男監督。今月は、ベスト・ワンに輝いた1…