キンクロハジロの群れ


 堀端に渡り鳥が集まって一休みしている。羽毛の黒と白のコントラスが鮮やかだ。
 キンクロハジロの群れで、人をあまり警戒していない。
 人の気配を感じて近寄ってくるしぐさの鳥も見られた。

 カモ科の鳥。全長は雄が四四センチ。雌は腹が白く、上体は茶色。ユーラシア北で繁殖し、日本には冬鳥として湖や川・海湾に渡来。  『大辞泉

 明治二十八年の正岡子規の俳句に、「内濠に小鴨のたまる日向かな」。
 

キンクロハジロの雌。

キンクロハジロの雄。