「翻訳についての流儀とエッセンス」


 ツバキの果実がつやつやと色付いていた。蝉時雨(せみしぐれ)の午後の光に小さなりんごのように、果実が見られた。

 

ツバキ科の常緑高木。本州以南に自生するが、関東以北では海岸地帯に点在し、ヤブツバキともいう。高さ三〜七メートル。葉は楕円形で厚く、つやがある。春、赤い花をつける。花びらは五枚あり下部が合着し、多数の雄しべも基部が合着している。果実は球形で、秋に熟すと厚い果皮が裂けて黒い種子が現れ、種子から椿油をとる。  『大辞泉

 「大仏のあなた宮様せみの声」、与謝蕪村の俳句である。
 尾形仂によると、大仏は京都方広寺の大仏。東に宮門跡妙法院がある、という。

 今、注目している『翻訳問答 日本語と英語行ったり来たり』という本ですが、「翻訳についての流儀とエッセンス」と題して、鴻巣友季子片岡義男の両氏が、翻訳をめぐる興味深い片岡流と鴻巣流の翻訳の仕方を語っています。
 翻訳をめぐる話題が面白いです。

 参照:https://www.youtube.com/watch?v=gB_MPtCm6NY 

翻訳問答 英語と日本語行ったり来たり

翻訳問答 英語と日本語行ったり来たり