2015-11-06 木の実だく栗鼠木がくれに秋しぐれ もうすぐ立冬、街路樹のドングリ(団栗)が地面に散らばっている。 帽子をかぶったドングリも見られた。 白樫(シラカシ)の実のようだ。 「木の実だく栗鼠(りす)木がくれに秋しぐれ」 飯田蛇笏の俳句で、昭和二十一年(1946年)の句、「廬後大谷山道」という前書がある。 家の裏の山道に秋の時雨(しぐれ)の日、栗鼠(りす)が木の実を抱いている姿を見かけたよ。