『秘密のおこない』

キャベツ

 5日は二十四節気のひとつ小寒だった。
 冬至が過ぎたので、一日一日の日暮れが遅くなっているのを実感する。

一月六日ごろ。寒さが厳しくなりはじめるころ。寒の入り。  『角川必携国語辞典』

 ときどき通る道にキャベツの畑がある。キャベツなどの冬野菜は寒さの中で葉を充実させている。
 師走に蜂飼耳の「師走をめぐる言葉」をNHK教育テレビの「視点・論点」という番組で見たのだったが、その蜂飼耳著『秘密のおこない』(毎日新聞社)読みつづける。
 短いエッセイなので、少しづつ味わう。
秘密のおこない