南天の実が赤く熟している。鈴なりだ。目にも鮮やかである。 夕方、南の空に三日月が昇っていた。高度が三十五度くらいだった。 蕪村の句に、 既に得し鯨や逃げて月ひとり 三日月も罠にかゝりて枯野哉 ラジオ深夜便で「ないとガイド」の「読書で豊かに」を聴…
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