2015-09-07から1日間の記事一覧

佐藤忠男著『映画で日本を考える』を読む2

佐藤忠男著『映画で日本を考える』で、一九一〇年代のアメリカ映画が、日本映画と日本の大衆文化に与えた影響をめぐる考察をしている。 長谷川伸の「沓掛時次郎」、いわゆる股旅ものが昭和の初めにブームを起こしたが、物語のパターンとしてはウイリアム・S…