街路樹のツバキが実を付けていた。直径五センチほどもあり 艶々としている。 「夜寒来て関門の朝あたたかく」 「秋の船本土離るる煤(すす)降らす」 「海峡を流るるものや手袋も」 前書は、「健史を伴ひて帰郷す 十八句」とある。 引用句は、冒頭の三句であ…
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