「新・話の泉」を聴く

ヒドリガモ

 快晴で日差しが強い。川では渡り鳥が泳いでいる。ヒドリガモだ。
 昨夜のNHKラジオの番組「新・話の泉」を録音しておいた。ラジオで聴いていて面白かったので、もう一度聴く。
 出演者は立川談志嵐山光三郎山藤章二毒蝮三太夫ミッキー・カーチスで、司会が渡邊あゆみ
 話芸をめぐるトーク番組であったが、懐かしさと可笑しさが入り混じって笑えた。いいなあ。こういうラジオ番組は。テレビでは、こういう味わいは、ちょっと無いなぁ。うーん。思い出し笑い。
 ラジオのニュースを報じるアナウンサーの話しっぷりを、出演者が子供の頃真似していた話、徳川夢声の話芸の話。
 声帯模写の桜井長一郎、片岡鶴太郎の師匠の片岡鶴八などの物まね芸と本物の声とを較べて、どちらが本物か? といって談話するところで、出演者がとても盛り上がっていた。
 阪東妻三郎田村正和の声の声帯模写も可笑しかった。

 吉田茂の「人を食ったような話のエピソード」には笑った。出演者の物まね芸も、上手いものだ。
 来週も楽しみである。
 とてもシブイ古書店の店頭のワゴンから、加藤秀俊の『整理学』1988年(中公新書)を購入。100円。
 ブックオフで、阿川弘之の『カレーライスの唄』1982年(講談社文庫)、上と下の二冊、各105円。