江戸川乱歩の小説「モノグラム」を聴く

 立冬を過ぎて、気温が高い。22℃まで上がる。イチョウの葉が黄色く成りはじめている。
 NHKラジオの「ラジオ文芸館」で、江戸川乱歩の小説「モノグラム」を、「江戸川乱歩全集18」(桃源社)所収から、今道琢也アナウンサーの朗読で聴いた。
 今は守衛をしている栗原という男が、浅草の公園で出会った自分と同じく落伍者の田中という男との奇妙な関係と不思議なつながりを語る。
 田中という者に自分の姿を見るかのように妙な懐かしさを感じながら・・・。