人生を耕す

 昨夜、NHKラジオ深夜便で「オトナの生き方」を聴く。
 夏に出ていた本で気になっていた『耕せど耕せど 久我山農場物語』の著者・伊藤礼氏がゲストだった。
 「人生を耕す」と題した伊藤氏の家庭菜園の話が飄々として興味深かった。聞き手は柴田祐規子アナウンサーである。
 ホームセンターで耕運機を購入し12坪の家庭菜園を耕す。
 自分が家庭菜園をしていることに父親の影響があるのかもしれないと述懐しているのだった。
 戦争中の食糧難の時代に、父親の伊藤整が家庭菜園をしていたという。
 伊藤整の日記に200坪の土地にサツマイモがいくら獲れたかを日記に書いているんですね。 
 北海道で農家の出身でしたから。

耕せど耕せど―久我山農場物語

耕せど耕せど―久我山農場物語