「スマホ時代の映画体験」

ハコベ

 公園の山茶花(さざんか)に白い花が咲いている。ツバキ科の常緑小高木で葉が艶々としている。高さ5メートルほど。
 そばの草地にハコベが生(は)えていた。春の七草の一つです。


 「芹摘(せりつみ)に渡る我等を鳰(にお)が見る*1
 「芹摘の一人二人を鳰忘れ
 「芹洗ふ流のなかが暖かし


 中村汀女の俳句で、昭和十年(1935年)の句です。

 映画保存のエキスパートが明かす!《物質》面から捉えた、映画の新しい魅惑

 立東舎からの新刊で、岡田秀則著『映画という《物体X》』に、巻末に著者と蓮實重彦氏の対談があり、「スマホ時代の映画体験」を特別に公開しています。
 参照: 対談「スマホ時代の映画体験」http://rittorsha.jp/interview20160927-1.html
 

映画という《物体X》 フィルム・アーカイブの眼で見た映画 (立東舎)

映画という《物体X》 フィルム・アーカイブの眼で見た映画 (立東舎)

*1:カイツブリ科の水鳥。水草を積みあげてうき巣をつくる。 『角川必携国語辞典』