小川軽舟の『俳句と暮らす』など読書中。新書で読みやすい。
中村汀女、中村草田男、草間時彦、川端茅舍(かわばたぼうしゃ)、藤田湘子(ふじたしょうし)について読む。すこぶる面白い。中公新書の新刊で12月25日発行。
あとがきに、
《(前略)俳句はこの何でもない日常を詩にすることのできる文芸である。しかし、日常べったり両足を着けたままでは詩は生まれない。ちょっと爪先立ってみる。それだけで日常には新しい発見がある。その発見が詩になる。ちょっと爪先立ってみる――それが俳句なのだ。
この本を読んで「俳句と暮らす」ことに魅力を感じ、自分でもそれを実践してみたいと思う人が一人でも二人でも出てきてくれればうれしいことである。》

- 作者: 小川軽舟
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/12/19
- メディア: 新書
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