街の考現学と河原淳

椿の木

 通りの街路樹のソメイヨシノが散り始めている。花嵐の名残りの花が、目に鮮やかだ。桜の木の周りには、花びらが散って敷き詰めたようになっていた。桜並木の中に、椿の木があって、ちょうど花盛りだった。見事だなぁ。先日の花嵐の風で、落下したらしい椿も下に散らばっている。
 先週、ブックオフで見つけた岡本信也・岡本靖子の『超日常観察記』1993年(情報センター出版局)*1を開いて読んでいると、あとがきに河原淳の名前があった。うーん。この本は河原淳についても触れられている。考現学採集をめぐる考察にも耳を傾けるものがあるなぁ。この本については、また後で。