植草甚一 生誕百年記念出版のこと

八重桜

 公園に八重桜が咲いていた。八重になって見事だ。
 21日の「朝日新聞」で「植草甚一は終らない」を読む。2008年は植草甚一生誕百年なんですね。
 「植草甚一 生誕百年アニバーサリー」として、晶文社から記念本の発刊の予定があるようです。
 参照:「晶文社ワンダーランド」http://www.shobunsha.co.jp/uekusa.html
 津野海太郎さんの談話(?)で、植草さんのエピソードが興味深い。

古本屋に行った帰りや散歩のついでに、ときどき私がいた晶文社の「ワンダーランド」編集部に寄っていくんです。(中略)下町の商家の長男。だから落語によく出てくる道楽好きの若だんなですよ。道楽の対象は新しいけれど、生活のスタイルはあんがい古いままでした。