『「解説」する文学』を聴く

 四月四日が二十四節気のひとつ清明(せいめい)であった。
 このころ、桜が咲き、蝙蝠(こうもり)が出る。というのが七十二候にある。
 植物の風物が桜で、動物が蝙蝠ということらしい。
 桜が咲き始めた頃の夕方の空に、蝙蝠が飛んでいるのを見かけた。
 それはさて置き、NHKラジオの「日曜あさいちばん」で、「著者に聞きたい 本のツボ」という著者が出演して自著についてコメントする番組がある。
 今朝は、『「解説」する文学』という本の著者・関川夏央氏が出演していた。
 関川氏が自著を解説するのだが、質問に、てきぱきと答えるのを興味深く聴いた。
 司馬遼太郎の話好き、森まゆみ須賀敦子らの話題と関川氏のはきはきした返答が面白かった。
 この本は、文庫本の解説などを収録している。

「解説」する文学

「解説」する文学