2012-12-31 ゆく年や留め金きかぬ大鞄 大晦日(おおみそか)、一年が終わろうとしている。 朝、牡丹雪がちらつく。晴れて陽射しがあったが、寒気が厳しかった。 過ぎ去っていく年、暮れ行く年。 「ゆく年や闇にまぎるるものばかり」 「ゆく年や留め金きかぬ大鞄」 「年の夜のものみなに遠き心かな」 畑耕一の俳句で、冬の句である。 夜、年越しそばを食べる。 行く年、来る年。 過ぎ去る年を惜しみながら、新年を迎えよう。 お休みなさい。 2012年!