帰らなんいざ草の庵は春の風

 渡り鳥のツバメがやって来た。快晴で、ソメイヨシノの花が見られるようになった。最高気温17℃、乾燥した風が吹く。

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 「帰らなんいざ草の庵は春の風」(芥川龍之介

 大正八年(1919年)の句で、前書きに、「教師をやめる」とあります。

 

 書店でもらう『理』(コトワリ)という非売品の小冊子がある。関西学院大学出版会の16ページと薄い冊子。海老坂武の連載「世界から」があって、愛読している。自著を語る、リレーエッセイなどの文は二ページと短いので手軽に読める。

 海老坂武さんの連載「世界から」は、2019年52号は、第22回「ノートルダム再建 未来志向か復元か」、2020年53号は、第23回「オスマントルコ伝説二題――クロワッサンとコーヒー」。

 

http://www.kgup.jp/files/ko_web_53.pdf

http://www.kgup.jp/files/ko_web_52.pdf