PR誌の連載から

 カリン(花梨)の実が大きくなっていました。カリンの実は、まだ黄緑色で硬くニワトリの卵のような形です。鈴なりですね。

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 先日、書店で紀伊國屋書店のPR誌、scriptaの56号(七月発行)を入手しました。連載「半農半翻訳な日々」(吉田奈緒子)、「ROADSIDE DIARIES 移動締切日22」(都築響一)を読む。「半農半翻訳な日々」は、今回が最終回。タイトルは、モロトフ・カクテルで〈生〉に乾杯。マーク・ボイルの本は、『モロトフ・カクテルをガンディーと――平和主義者のための暴力論』というタイトルで六月半ばに刊行されるという。翻訳する中で新型コロナウィルス感染症の世界的大流行がはじまり、日本でも緊急事態宣言が発令され、世の中が一変してしまって、図書館が一斉に閉館し使えなくなったエピソードを書いている。

 都築響一の「ROADSIDE DIARIES 移動締切日22」は、3月3日~12日にアメリカ・ニューヨーク市を訪れた筆者の街歩き見聞録。フレデリック・ワイズマンの映画や小説家バリー・ユアグローについて言及あり。