ヤナギとG線上のアリア

シダレヤナギ

 枝垂れ柳の若葉が風にゆらゆらとゆれている。そしてツバメが飛び回っている。
 ツバメの鳴き声がなぜかスズメに似ているような気がする。

 ヤナギ科ヤナギ属の落葉樹の総称。一般に湿地に多く、低木または高木で、葉は互生する。雌雄異株。主に早春、花が穂状か尾状につき、種子は白毛があって風で飛び、柳絮(りゅうじょ)という。街路樹や庭園樹などにされ、材は器具・薪炭用。コリヤナギ・ネコヤナギなど多くの種があるが、葉の細長いシダレヤナギをさすことが多い。ヤナギ科の双子葉植物は約三五〇種が北半球の温帯地域を中心に分布し、ケショウヤナギ・オオバヤナギ・ヤマナラシ・ポプラなども含まれる。  『大辞泉

 昨夜からのラジオ深夜便の「ないとエッセー」で、「バッハは脳に効く!」を毎夜聴いている。ゲストは茂木健一郎さん。
 今夜は、「G線上のアリア」をめぐって興味深い話であった。G線上のアリアは、Air on a G-String。うーん。脳に効く話を聴いた。
 番組の終わりに、毎回バッハの名曲を放送する趣向である。昨夜はブランデンブルグ協奏曲から。
 深夜便で明石勇アナウンサーの担当日に、お馴染みだった「自然に親しむ」のゲストだった内山節さんの新刊『怯えの時代』を読みすすめる。マルサスの『人口論』、トクヴィルの『アメリカの民主政治』にふれながら論をすすめている。
怯えの時代 (新潮選書)