夏の読書に、『イワナとヤマメ』という本を読んでいる。
渓流釣りが生涯にわたる趣味であるとともにフィールドワークでもあった今西錦司の魚文集である。論考と随筆が収録されている。
「ヤマメ釣り」「中国地方のイワナ探検」「イワナ探検その後」などの文は、学者的な思考を感じさせる。
「原始生活への誘い」や「ソフィスティケートされた未開人」を読むと、高桑信一の『タープの張り方火の熾し方』や『源流テンカラ』を読み返したくなるのだった。

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