古庫のかたへの実梅(うめ)を今もげる

f:id:kurisu2:20190423153752j:plain

最高気温24℃、最低気温17℃。曇り。

梅の実が膨らんできています。

バラ科の落葉高木。葉は卵形で縁に細かいぎざぎざがある。早春、葉より先に、白・淡紅・紅色などの香りの強い花を開く。実は球形で、六月ごろ黄熟し、酸味がある。未熟なものは漢方で烏梅(うばい)といい薬用に、また梅干し・梅酒などに用いる。  『大辞泉

蛇苺鎖大師へ詣でけり

古庫のかたへの実梅(うめ)を今もげる

松本たかしの昭和十二年(1937年)の句です。

前書きが、「手広、鎖大師 二句」とあります。