「特集 佐藤忠男のベスト・ワン」の一本、鈴木清順監督の映画「陽炎座」(1981年、シネマ・プラセット、140分、カラー、35ミリ)を観る。
出演、松田優作、大楠道代、加賀まりこ、楠田枝里子、原田芳雄、中村嘉葎雄。
《時代が大正から昭和へ移り変わる頃、新派の劇作家・松崎春孤は謎の女・品子の後を追って、不可思議な世界へと迷い込んでいく・・・。泉鏡花の原作をもとに、現実と幻想、生と死の境界がさだかではない、夢幻的な世界が繰り広げられる。》(パンフレット「特集 佐藤忠男のベスト・ワン」より)
佐藤忠男さんがベスト・ワンに選んだ1981年の作品。
映画「ツィゴイネルワイゼン」(1980年)は、映画館ではなく、にわかづくりの場所で公開されたのではなかったか。