ねぶたさの春は御室の花よりぞ

夜桜

 園芸店でニガウリとシシトウの苗を購入。
 午後7時過ぎ満月が東の空低く昇って来ていた。シリウスは南中している。気温が上がる。川岸の夜桜を見物する。
 蕪村の句に、「ねぶたさの春は御室(おむろ)の花よりぞ」。*1
 新聞連載の杉本秀太郎の「私の収穫」第3回は、『改訳 形の生命』を親しい人に送った、その礼状の絵はがきの裏面の(たぶんフランス語の)短い解説から人物画の名手であったマネをめぐる話を書いている。題は「永字八法」。

*1:脚注に、御室の花―京都御室仁和寺境内の遅咲きの八重桜。