ソメイヨシノのつぼみが紅色に色付いている。ふっくらとしている。
桜の開花はもうすぐである。
朝日新聞の読書欄で、『バルテュス、自身を語る』(河出書房新社)を横尾忠則氏が書評していた。
横尾氏の書評を興味深く読む。末尾に、ちょっとだけリルケについてふれられている。
フェリーニについてはふれられていなかった。
バルテュスにとって、リルケという人は、「ぼくのおじさん」的な存在であったのではないでしょうか。
バルテュスの母、そしてリルケ。バルテュスは、リルケに「ぼくのおじさん」的なものを終生抱きつづけたにちがいない。
余談ですが、今月は、「フェデリコ・フェリーニ監督特集」で、フェリーニの初期の映画を楽しんだのですが、『バルテュス、自身を語る』の中で、バルテュスがフェデリコ・フェリーニとの親交を語っているのには驚きました。
- 作者: バルテュス,アラン・ヴィルコンドレ,鳥取絹子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/02/18
- メディア: 単行本
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