映画『男子ダブルス』

 ジャン=フランソワ・ステヴナン特集 :逃走の悦楽

 映画/批評月間 フランス映画の現在 vol.3からの一本で、ジャン=フランソワ・ステヴナン監督の映画『男子ダブルス』(1986年、フランス、90分、カラー、Blu-ray、日本語字幕)を鑑賞。原題:Double Messieurs。

 出演、ジャン=フランソワ・ステヴナン、イヴ・アフォンソ、キャロル・ブーケ

堅実な生活を送っていたフランソワの許に、映画のスタントマンをしている昔からの友だちレオが訪ねてくる。いつまでたっても少年のようなレオとフランソワはもう1人の仲間に再会しようと出発するが、グルノーブルで彼らを迎えたのは、彼の美しい妻、エレーヌだった。2人はエレーヌを「誘拐」する羽目になり、3人の波瀾に満ちた旅が始まる。

 グルノーブルのホテルで旧友に会った二人だったが、再会した旧友の妻を連れて三人で救急車で山岳地帯への逃避行するロードムービー

 山岳地帯の道路を走る救急車、雪山のシーンが印象的だった。

~マルコス・ウザル(カイエ・デュ・シネマ)によるセレクション~