水仙の花鼻かぜの枕元

 スイセンの花が咲いている。日を浴びたスイセンの花が鮮やかだ。

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 「水仙の花鼻かぜの枕元」

 明治三十年(1897年)の夏目漱石の俳句である。

 『漱石・子規往復書簡集』より俳句を引用。