イサム・ノグチのプレイマウンテン

冬のカモ

 正午過ぎに川を渡っている時、川の中に立てられた竹の篊(ひび)に一羽のアオサギが止まっていた。ときどき見かける鳥だ。陽射しは暖かい。風は冷たい。そういう中でアオサギは日向ぼっこをしているのかな。じっとしているので、居眠りしているのかも・・・。
 NHK新日曜美術館で、「イサム・ノグチ 幻の原爆慰霊碑」を観た。いちど観たことがあるなあ、と思っていたら再放送だった。7月に観ていたのだ。
 広島の平和記念公園の南に平和大通りがあり、そこに東に平和大橋、西に西平和大橋が架かっている。その橋の欄干がイサム・ノグチのデザインによる。コンクリートの欄干で、歩道の幅が自転車同士がすれ違うのがやっとという狭さの橋。たぶん橋の設計をした当時の人が交通量などから歩道の幅を決めたのだろう。このコンクリートの欄干は最近も補修していて、イサム・ノグチのデザインを残して行こうという意思が感じられる。
 ゲストのドウス昌代の話に耳を傾ける。司会は、はなと山根基世
 それはさておき、番組で紹介されていた札幌のモエレ沼公園のプレイマウンテン、ピラミッドのような石組みを見て、登りたいなあという気持になった。
 書店でPR誌『青春と読書』2006年1月号(集英社)、『本の窓』1月号(小学館)、『新刊展望』1月号を頂く。
 その中に「2005年出版回顧」という鼎談がある。どんなことを語っているかな。