ナズナの白い花

ナズナ

 道端に、ナズナの白い花が咲いている。クローバーの葉のなかに混じってナズナの白が目を引く。
 5日、「のんき新聞」15号が勝川克志さんから届いた。
 表紙に《忘れた頃に出る 少年老い易くのんき成りがたし》
 原健太郎の連載「ハラケンのちゃっきりケン太郎」が、筒井康隆『お助け・三丁目が戦争です』1986年刊(金の星社)で、杉浦茂に扉絵カットを含めて、二十六枚のイラストを描いてもらった時の事情を書いていて興味深い。ちょっと、この『お助け・三丁目が戦争です』は見てみたい。
 ほかに、写真と文による南陀楼綾繁の連載「ホンの一枚」第9回が楽しい。
 6日、夕方ブックオフの新しい店で、落穂拾い。一〇五円棚から。
 須賀敦子『霧のむこうに住みたい』2003年(河出書房新社
 半藤一利漱石先生ぞな、もし』1992年(文藝春秋

 先週紀伊國屋書店でもらった『Scripta』no.7から、内堀弘「予感の本棚」読んだ。
 大正十三年に登場した『ゲエ・ギムギガム・プルルル・ギムゲム』という誌名が挙げられている。
 稲垣足穂がたしか参加していた気がするんだが・・・。