日曜日の夜はNHKラジオ第1で、 新日曜名作座に耳を澄ませる。
「岸本葉子短編集」を8月28日から毎週、日曜日の夜に放送しているのだ。
先週は、「多生の縁」に耳を傾けた。
今夜は、岸本葉子の原作「長女の春」を聴く。脚色は富永智紀による。
出演は、西田敏行と竹下景子の二人で、ナレーションを竹下景子が語る。
登場人物のシンガポール人のチャーリーの声を西田敏行が演じていた。
結末は、「多生の縁」に似たような印象を受けるのだったが・・・。
来週は岸本葉子短編集の最終回で、「空き家再生ツアー」が放送予定である。
小説は目で読む事が多いのだが、耳で聞く小説もいいなぁ。
電子書籍が話題になっているけれど、ラジオで聴く小説は音楽や音響効果音もあり楽しめる。
今夜のNHKラジオ第2では、文化講演会が面白かった。
「平清盛、武家リーダーの実像」と題して上横手雅敬(うわよこて まさたか)氏の講演で、来年の大河ドラマの主人公である平清盛の出自について興味深い話が聞けた。
清盛の父、母、後白河法皇、源頼朝、そして平清盛などの実像をめぐって面白い談話が展開された。