晴れて、最低気温1℃、最高気温5℃。低温注意報が出ている。
畑耕一の俳句で、冬の句につぎの句がある。
「なぜと問へばなぜと應へぬ十二月」
年の瀬が近づいて来た。もう師走である。
いそがしい事があって、日々生活が落ちつかない。
そんな気持ちではないでしょうか。
こういう時に田中美穂著『亀のひみつ』がお薦めです。
亀という生き物の生態に俄然興味を惹かれること請け合いです。
今年を回顧する。
10月に丸谷才一氏が亡くなられた時のニュースで印象的だったのは、声が大きな方なんだなあ、ということだった。
「横しぐれ」をちょうど読みかけていた。
「だらだら坂」の方を読了。
丸谷才一の「だらだら坂」は、新刊の岡崎武志著『上京する文學』で言えば、上京する若者を描いた作品である。
丸谷才一の作品をこの視点で読んでみると面白いかもしれない。

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