3日、晴れる。最高気温15℃、最低気温5℃。
白い鳥の群れが鏡のような川面(かわも)に散らばって浮かんでいた。
渡り鳥のユリカモメのようだ。冬鳥である。
目の後ろに黒い斑点(はんてん)が見られ、尾の先が黒い。
カモメ科の鳥。全長約四〇センチ。くちばしと脚が赤く、冬羽は全体に白いが、夏羽では頭部が黒褐色になる。ユーラシアに分布。日本では冬鳥として各地の海岸・内湾・川などでふつうにみられる。 『大辞泉』
「汐入りの池あたたかし寒椿」
「冬木立何処よりかも礫(つぶて)かな」
「鴛鴦(おしどり)ならぬ禽(とり)は何ぞや鴛鴦の水」
「水鳥に人とどまれば夕日あり」