アンジェイ・ワイダ監督

 12日の新聞でアンジェイ・ワイダ映画監督の死去を知る。
 4月から5月にかけて、ポーランド映画祭の一本で、アンジェイ・ワイダ監督の映画『約束の土地』(1974年、169分、カラー、デジタル・リマスター版)を観たことを思い出す。
 19世紀の工業都市ウッチを舞台にユダヤ人、ポーランド人、ドイツ人の三人が綿布織物工場を建てる野望を実現しようと奮闘するが、挫折する青春群像劇である。
 ヴワディスワフ・レイモントの小説の映画化作品。