夏の蝶忘れたるほど風に耐え

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晴れ、夜半に雨になる。最高気温32℃。

サツキ(五月)の花に揚羽蝶(アゲハチョウ)が舞っていた。

花から花へひらひら移動する。頭を花びらへ埋めるようにして蜜を吸っていた。

アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開帳八~一二センチ、黄色に黒色のすじや斑点がある。幼虫はミカン・サンショウなどの葉を食べ、柚坊(ゆずぼう)とよばれる。なみあげは。  『大辞泉

夏の蝶忘れたるほど風に耐え

夏蝶の胸打つばかり疾きことも

中村汀女の昭和十四年(1939年)の句です。