2019-06-06 夏の蝶忘れたるほど風に耐え 晴れ、夜半に雨になる。最高気温32℃。 サツキ(五月)の花に揚羽蝶(アゲハチョウ)が舞っていた。 花から花へひらひら移動する。頭を花びらへ埋めるようにして蜜を吸っていた。 アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開帳八~一二センチ、黄色に黒色のすじや斑点がある。幼虫はミカン・サンショウなどの葉を食べ、柚坊(ゆずぼう)とよばれる。なみあげは。 『大辞泉』 「夏の蝶忘れたるほど風に耐え」 「夏蝶の胸打つばかり疾きことも」 中村汀女の昭和十四年(1939年)の句です。