ハクモクレンのつぼみが膨らみはじめてきた。白いつぼみは空の方へ向いている。
先日、みすず書房のPR誌「みすず」1・2月合併号の「二〇一九年読書アンケート」を見て、読んだことのある本を誰か言及していないか、と探したところ、杉田英明氏が若菜晃子著『街と山のあいだ』という本を挙げていました。
《地味な山や低い山、無名の山にも楽しさと安らぎを見つける著者の気持ちがさっぱりした文章のあいだから伝わってきて、読む者を幸福にしてくれる本》
池内紀さんが、『散歩本を散歩する』という本で、若菜晃子さんの『徒歩旅行』という本を評していた。まだ『徒歩旅行』は手にすることはないのですが、『街と山のあいだ』を読むことができました。