ラジオの新番組を聴きながら

 NHKラジオの夜の新番組で、「高橋源一郎飛ぶ教室」を聴いた。ゲスト出演に、菊地成孔(なるよし)さん。
 「夜の学校が開校します」というキャッチフレーズ。「飛ぶ教室」といえば、エーリヒ・ケストナーの小説『飛ぶ教室』のタイトルを連想させます。番組では、本の話とゲストとの音楽談義が展開される。高橋源一郎さんのおススメの本は、1970年に晶文社で出た植草甚一の『ぼくは散歩と雑学がすき』でした。

 2月に開催された 晶文社 のブックフェアの「晶文社60周年記念冊子」の略年譜を見ると、1967年に植草甚一の『ジャズの前衛と黒人たち』、1971年に植草甚一の『ワンダー植草・甚一ランド』、1973年に雑誌『ワンダーランド』(植草甚一責任編集)を創刊(のちに「宝島」に改名。74年1月まで刊行。)とあります。
 1973年に片岡義男『10セントの意識革命』が刊行される。

 

参照:松岡正剛の千夜千冊https://1000ya.isis.ne.jp/0081.html